格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは11月17日、東京地方裁判所に破産手続きの開始を申し立てた。
コロナ禍での国内の航空会社の経営破綻は初となる。新型コロナウイルスの影響による航空需要の蒸発で資金繰りが悪化し、マレーシアのエアアジア本体に支援を打ち切られたことが大きかった。負債総額は217億円。

2万3千人が返金待ち
欠航便などによる返金を受けられていない一般客は2万3千人以上で、現時点では払い戻しの見通しが立っていないことが明らかになった。金額ベースでは約5億円の返金額だという。
同社の保全管理人の上野弁護士は「(楽天、ノエビアホールディングス、アルペンなどの)株主に支援を求めて協議していく。顧客は救済されるべきだ」と述べた。
エアアジア・ジャパンは2014年に設立し、中部国際空港を本拠地とする唯一の航空会社で、札幌・仙台・福岡への国際線と、台北への国際線を運航していた。
2019年12月期の売上高は約40億円、最終赤字は約47億円であった。
みんなの反応
1年前、誰が想像しただろうか
— Takumi (@Taku_72950580) November 17, 2020
エアアジア・ジャパンと聞いてもピンと来ませんでしたが、あのLCCですか…
— はるるん (@COC_harurun) November 17, 2020
なかなか衝撃です
エアアジア・ジャパンの撤退は、
— おにぎり@脱サラ投資家・投資歴20年 (@oni9993) November 17, 2020
2013年10月以来2度目。
第1期は、全日空との合弁で2012年8月1日に就航し、2013年10月26日で運航を終えた。
第2期は2014年7月楽天などと共に日本市場へ再参入すると発表したが、
就航は当初計画より約2年遅れの2017年10月。
つまり、稼働は2年半か (´・ω・`)
また セントレアから 消えていく
— ゴウ@🐍DjangoでWebアプリ (@gochan1966) November 17, 2020