アマゾンプライムビデオにて大ヒット中のオンライン配信番組「バチェレロレッテ」の番組内容に関して構成内容に不満を持つ視聴者が多く炎上する事態となった。

候補者15人から誰も選ばれず
今回のバチェロレッテシリーズというのは実は今回が初めての企画ではない、アマゾンプライムで3シーズンに渡って放送された「バチェラー」という番組の派生作品である。
バチェラーシリーズは1人の魅力的な男性を十数人の女性が奪い合う企画の番組だ、一緒のリゾート地で数ヶ月の間に渡って過ごし、話し合い、最後には結婚相手を決めるというものだ。
今回のバチェロレッテシリーズは男女が完全に反対になったもので一人の魅力的な女性を15人の男性が奪い合う構成となっている。
初回は例年通りの好スタート
番組の配信が始まるとアマゾンプライムラインキングトップを占めるようになり、例年のバチェラーシリーズの人気の強さが伺えた。

メインキャスト(ヒロイン役)の福田萌子氏は幾多のハイスペック男性と魅力的な時間を過ごし、そして別れを繰り返し熱烈な展開を見せまるでドラマシリーズ半沢直樹を思わせるかのような盛り上がりを見せた。

展開は一変、事件は最終話に起きる。
バチェロレッテシリーズはバチェラーシリーズ同様に幾多の男性が話数を追うごとに絞られていく、15人程いた男性は最終話にはついに2人にまで絞られた。
杉田陽平氏と黄皓氏だ、この二人は男同士の熾烈な争いをくぐり抜け、さあ最後の一人に絞られると全視聴者が思っていたところなんと最終的に2人共同時に振られてしまう。
かつてのバチェラーシリーズは必ず1人のパートナーに絞られ、そこから付き合いが始まり結婚に至ったものすらいるが、今回は何もかもが違った。
そして今までの定説を覆す展開に驚きを隠せないのはキャストだけではなく、視聴者も同様、憤りはネット上で大爆発、そして炎上する事態となり福田萌子氏本人のツイッターにも批判が殺到した。
「私の人生は誰のものでもない、私が決めるもの」

福田萌子氏は後のバチェロレッテアフターファイナルでは自身の決断についてこう釈明「2人共私の人生のパートナーでいられるかわからない」「わからない状態で付き合うのは相手を弄んでいる」
キャストの男性陣からは「今までの時間は何だったんだ」「逆に弄んでいる」「ズルい女だ」等批判の声が殺到した。
しかしフェミニストを始めとする女性ファンからは「これこそが福田萌子さん」「周りに流されない自立した女性のあるべき姿」「かっこいい女性」と少ないながらも好感する声も確認できた。
今後の展開は?
今後の展開としてバチェラーシリーズで初めてのノーローズ(誰も選ばれなかった)展開が起きた、このような事実を作ってしまうと次回からは選択肢として誰も選ばないことが可能となってしまう。
世界中で大人気のバチェラーシリーズにメスを入れた、そんなシリーズであったことは間違いないだろう。
普通に考えてあの展開でGOサイン出した番組スタッフがおかしい