【新連載あたしンち】コロナの影響を受けてみかんの母がいつも以上に寛容になる!

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2019年12月23日に朝日新聞出版のAERA(アエラ)の雑誌で、作者のけらえいこさんがあたしンちの連載を新たに始めた。noteというサイトでもAERA(アエラ)で連載されている作品を読むことができる。

その新連載のあたしンちの作品の中で注目したい点がある。それは、現在連載されている朝日新聞出版のAERA(アエラ)で、タチバナ家のコロナ事情についての描写がある。

以前、読売新聞日曜日版で連載されていた時は、みかんが通う都立井草高校の古文の宮嶋先生が、初詣をした際に戦後初の国難である東日本大震災の災害を受けてお祈りをするシーンなどの社会風刺的な描写があった。

しかし、今回のコロナウイルスの話題に関しては、以前AERA(アエラ)で掲載されたみかんの母らがお花見の時にコロナウイルスについて語ったり、みかん、母や父のコロナウイルスへの対策が見受けられる描写があったため、今作の作品は短いスパンで社会風刺が積極的に描かれている。

過去に読売新聞の日曜日版で作品を発表していた作者のけらえいこさんが朝日新聞系で作品を描くようになってから、上記のような傾向が見られるため、朝日新聞出版社で作品を発表することが影響するのだろうか。あるいは、何かのきっかけで作者のけらえいこさんの考え方や方向性が以前と異なることも考え得る。

出典:朝日新聞出版 AERA(アエラ) No.23 発売日2020年 4月27日 引用コマ4個目

あたしンちの主な登場人物は、都立の高校2年生である長女のみかん、公立の中学2年生の長男ユズヒコ、専業主婦の母、サラリーマンの父である。彼らは、田無で分譲の3LDKのマンションに住んでいる設定であり、所謂核家族である。

普段のみかんの母は、廊下で長電話するみかんの包まっているブランケットを無理矢理掴んで引きずったり、冷蔵庫の中に置いてあった冷えたミネラルウォーターを顔につけたり、それのキャップを外して頭からかけようとしたり( 実際にはかけていない)したことがあるため、みかんの母を寛容であると形容することはできなかった。どちらかと言えば、みかんの母は教育上子供に厳しく接しようとしている。もちろん、いつも厳しい訳ではない。

しかし、そのような性格のみかんの母は、今週の作品ではとても寛容である。

母が買い置きして大切に保管していたクッキーをみかんが食べてしまうところから、今週のストーリーが展開されていく。みかんがクッキーを食べたてしまったことに対して母が怒ったものの、「まあいいかこんな時なんだし」と考えて許した場面がある。時と場合によるが、普段の母ならこんな程度じゃ済まないだろう。笑 現在流行しているコロナウイルスの影響を受けて、母がいつも以上に寛容になっていることがわかる。

買い置きしていたものを子供がつい食べてしまう場面は、私たちの家庭でも起こり得ることではないだろうか。子供に限らず、恋人や配偶者にもあり得ることだ。そのようなケースが作品で的確に表現されていて、あたしンちの読者で共感される方もいらっしゃるだろう。

朝日新聞出版のAERA(アエラ)の雑誌で連載されるあたしンちでの、今後のあたしンちの登場人物の行動や発言に注目し、コロナウイルスの社会風刺的な描写があるかどうか確認したいところだ。







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