
いまだ世界各地で猛威をふるい続けている新型コロナウイルスの影響は就職市場にも及んでいる。
ネット上では「新型コロナウイルスの影響により、4月から入社予定だった会社から業績悪化を理由に採用取り消しになった」という新卒者の声が続出している。2011年の東日本大震災の直後にも見られた光景である。
「内定取り消し」を嘆く人が続出
「再就職の時間的余裕もない。この年度末、地獄になる」
リーマンショックは秋だった。4月採用予定だった内定取り消し新卒には、それでも半年の猶予があった。足掻く時間的余裕があった。
— kurikuri321 (@kurikuri321) March 9, 2020
今回は違う。もう一か月ない。
時間が、ない。
この年度末、地獄になる。
リーマンショック以来の就職氷河期到来との声も
これらの内定取り消しは「違法」に当たるのか

ツイッターで内定取り消しを受け嘆いている多くの学生を見て、これは「違法行為」であり、「取り消しは無効」と主張する者もいる。
今、20卒の多くの新卒生が自分にも内定取り消し通知が来るのではないかと気が抜けない状況となっている。