中国でフードデリバリーサービスが発達しているのは以前の記事「中国で快進撃を続けるフードデリバリー会社、今後の行方は」で述べたとおりだが、一カ月で1300回、つまり1日平均43回以上配達をしている強者がいた。

近年中国では生活水準が上がり、生活リズムも早くなってきている。それにつれてフードデリバリーを利用する人も増え、フードデリバリーという新しい職業も生まれた。
特にスキルのいる仕事ではなく、電動バイクとスマホがあれば始められる職業であることから地方都市からやってきた者たちが多く働く。
1カ月1,300件の注文をさばく配達員
多い時には1カ月1300回、5,800元(約92,800円)分の配達をする彼だが、その月収は約80,000円ほどだという。中国・上海の平均月収が約128,000円であることから分かるように、労力に対して報酬が少なすぎるようにも思われる。
パートタイムで配達を行う者、フルタイムで行う者など働き方それぞれだが、ネット上ではこれではいくらなんでもかわいそうだ、などの声が上がっている。