新連載のあたしンちでユズヒコのキャラ変か?

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2019年12月23日に朝日新聞出版のAERA(アエラ)の雑誌で、作者のけらえいこさんがあたしンちの連載を新たに始めた。noteというサイトでもAERA(アエラ)で連載されている作品を読むことができる。

その新連載のあたしンちの作品の中で注目したい点がある。それは、主人公のみかんの弟であるユズヒコというキャラクターの性格の変化だ。以前、読売新聞日曜日版で連載されていた時のユズヒコと、現在連載されている朝日新聞出版のAERA(アエラ)での彼の性格が異なる印象を受けた。

あたしンちの主な登場人物は、都立の高校2年生である長女のみかん、公立の中学2年生の長男ユズヒコ、専業主婦の母、サラリーマンの父である。彼らは、田無で分譲の3LDKのマンションに住んでいる設定であり、所謂核家族である。

出典:朝日新聞出版 AERA(アエラ) No.9 発売日2020年2月17日 引用コマ11個目

まずは、主人公である女子高生のみかんの性格について述べたい。遅刻しそうになって急いで支度をしてから、用意されていた弁当だけを持って登校し、昼食の時に箸を持ってくるのを忘れた。その際に手でおかずを食べ始めるなど、おっちょこちょいで抜けている性格である。

みかんの母は、内弁慶な節があり、面白い考え方をするタイプである。娘のみかんに家事を手伝わせる口実のために、人生はサラ回しをするのと同じであり、一度に2個以上のことをするのが良いと発言した。また、大学に入学するなら東大か早稲田と言っている程の教育熱心、かつ拘りがある性格だ。

みかんの父は、寡黙で、何を考えているのかわからないタイプであるが、家族に対して深い愛情を持っている。みかんの母が、友人の水島さん、戸山さんらとホテルのビュッフェを食べに行くために、1万円のへそくりを貯めていた。しかし、なかなか貯まらなく断念しようとしたら、みかんの父が察して、起床後にそっと1万円を渡して、ビュッフェを食べに行くように言った。

ちなみに、筆者の好きな話は、父の涙といつの日か箱の話である。

前置きが長くなって申し訳ないが、ここから本題に入りたい。

主人公であるみかんの弟のユズヒコは、マヨネーズをかけ、ハムとスライスチーズを食パンに挟んで夜食を食べた時に、キャップを閉めないでマヨネーズを床に置いていた。床に寝た時に背中で潰し、背中一面にマヨネーズをつけてしまった。その際に、焦ってはいたものの、ユズヒコは、何を背中で潰したのか冷静に分析していた。また、ユズヒコの友人である藤野やナスオらと会話する時には、基本的にクールさを保ちつつ会話をしている。

しかし、筆者は、新連載のあたしンちでは、前述の過去の連載とは異なる性格の印象を受けた。2020年2月17日に発売されたAERA(アエラ)の連載の作品を見ると、つむじ風に吹かれたタイミングでジャンプして、子供らしい無邪気な姿を見せていた。冷静に分析する程クールな性格であるユズヒコがこのような姿を見せるのは、なかなかなかった。

作者のけらえいこさんが、オリジナルの脚本を書き下ろしたアニメの新あたしンちでは、野球部に所属するユズヒコが靴を天井に投げてぶつけるシーンがある。この新あたしンちでは、子どもらしさが見受けられた。

一方で、読売新聞日曜日版で連載されていた時の作品では、ユズヒコのクールさは常に見受けられた印象である。

朝日新聞出版のAERA(アエラ)の雑誌で連載されるあたしンちでの、今後のユズヒコの行動や発言に注目したいところだ。







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